外資系企業が転職先として人気があるのは昔から変わりません。昔は外資系企業そのものがそれほど多くなかったので目立ちませんでしたが、最近では金融系、ファンド系を中心に桁違いの報酬の高さに皆の注目を集めるようになりました。
先日も年収4000万円稼ぐという外資系ファンドの営業マンがテレビに出ていました。
事件に巻き込まれたので話題になりました。
もともとは日本の証券会社に勤めていたそうですが、その後転職し、10年ほど前から外資系ファンドの会社で個人客を相手に営業をしていたそうです。
金持ちの個人客にファンドを勧め、資金運用の手助けをする、というような仕事だったようです。
おそらく歩合制なのでしょう。個人客に儲けさせていた報酬として充分な給料を貰っていたわけです。
年収4000万円と言っても、お客に損をさせた時には個人的に補填などもしていたのではないでしょうか。もちろんこれは私の想像ですが。
それにしても年収4000万円なんて日本のサラリーマンでは考えられません。しかも40歳くらいの人です。
どんなに稼ぐ人でも、会社員なら日本では2000万円も貰っている人はほとんどいないのではないでしょうか。やはり桁違いだと思います。
仕事ができる人には高い報酬を、その代わり会社に貢献しない人には辞めてもらう、シビアな経営方針が浮き彫りとなりました。
日本企業では仕事をしない人にも勤務年数が長ければある程度の給料を払わなければならないのですから、仕事をする人に桁外れの給料を払うことはできないのでしょう。外資系に転職したいのなら、仕事ができる自信がなくてはなりませんね。